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スペシャルインタビュー Sirena Alise

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アスリートが自問するであろう3つの質問(シレナ・アリス)

シレナ・アリス(1)

アメリカ人の陸上選手。女子ハードルで2016年オリンピックの代表候補となり、2015年には全米陸上競技選手権大会で準決勝に進出。現在はウェス・ウィリアムズ(2)ラーン・シェフィールド(3)の指導の下、ウェス・ウィリアムズ・エリート(4)で日々トレーニングを積んでいます。

「よく自分のことを顧みているのですが、それで実際に何かを学べていると思ったことは一度もありません」

そう言うアリスですが、自分がなぜ陸上競技を、それもハードル競技を始めたのかは分かっていました。しかし、スポーツ選手になった当初について語り始めると、別の理由もあったことに気付きました。

「母親から競技生活の話を聞いていましたし、祖父も母がどうやってプロとして経験を積んだのか話してくれました。耳にしたこと全てに、興味を掻き立てられたのです。母がどれだけのストレスに耐えたのか、どれだけの成功を遂げたのかを知り、私も母のようになりたいと思いました。またハードルをしている友人がいて、彼女にできるなら私にもできるのではないか、と思ったこともきっかけです」

腰をひどく痛めたアリスは、体操競技をやめハードルを始めることになりましたが、当初は割り切れなさを感じていました。それでもこのように述べています。 「私にはいつでも心から応援してくれる家族が近くにいて、他の人が何と言おうが自分のことは全て自分で決めるように、と教え込まれてきました。周りにいる人が皆『何だってできる』と言ってくれたので、身体的にも精神的にも感情的にも、限界を感じることは全くありませんでした」

ハードルで頭角を現し始めたアリスの走りを見て、コーチであるラーン・シェフィールドはこう言ったそうです。
「君の走り方は問題だらけなのに、なぜそんなに速く走れるのか分からない」

「めちゃくちゃな走り方だったにもかかわらず、速さには影響が出ませんでした。だから彼のダメ出しには賛辞の意が込められていたのです。スカウトにしては面白い言い方でしたが、効果はありました。そんなわけで私は陸上選手としての人生を歩むことに決めたのです」とアリスは振り返っています。

アリスがトラックでのトレーニングにPHYSICLOを着用したところ、変化が現れました。
「平日はPHYSICLOをはきながら自重トレーニングをします。道具を用いずに難易度を上げるには、PHYSICLOが一番です」とのこと。道具を使うことでフォームが崩れることだけは避けたい、と誰しも思うところですが、PHYSICLOはフォームに影響することなく、10ポンド(約4.5kg)分の抵抗力を与えてくれるのです。

またアリスはこうも述べています。
「自分自身について1つ分かったことがあります。それは、到達すべき目標に向けていかに熱心になれるか、ということです。資金調達の面では、あらゆる手を使ってスポンサーを探し、後援を願い出ました」

殆どのスポーツ選手が、同じような経験をしています。トレーニングをし、試合やイベントに出るのには資金が必要だということを、身をもって知るのです。

「なぜプロ選手として生活していけるかを理解すると、いずれ別の道に進まなくてはいけなくなった時のために、並行して別の仕事を始めておこうと思えるでしょう。その時は来ます。競技人生が断たれるまで何もせず待っていてはいけません。今始めるべきなのです」

長期間有力選手でい続ける中で何を学んだかと尋ねると、アリスはこう答えました。「スポーツ選手であるには、常に学び続けることが必要です。身体的なことだけでなく、マーケティングのことも学ぶべきです」

アリスは声を大にしてこう言っています。「スポーツ選手として結果を残しつつ、マーケティングでも成功するためにはどうすればいいか、研究を重ねて会得することが大切です」

「まず初めに、スポーツ選手は皆『どうして自分はプロになりたいのか』と自問すべきです。次に、競技人生で成し遂げたいと思う目標を10個書き出し、何のために時間とエネルギーを割こうとしているのかを認識しましょう」

「これから歩む新たな道では、多くの犠牲を払う必要が出てきますが、その覚悟はできていますか。どうしてこの道を歩み始めるのか、最終的な目標は何か、を認識しておくことが、きっとプラスになるでしょう」 こうした教訓はスポーツ選手でいる間だけでなく、その前後にも益となるだろう、とアリスは述べています。

そうして、自分なりの目標を立てることの重要性を、強調しています。「NFLやNBAに入ることを目指す必要はありません。自分の手の届く範囲で最も高いレベルに達すればいいのであって、チームに属さないという選択もあり得ます」

「自分にとっての成功地点まで辿り着ければ、それだけで十分です。プロスポーツ選手が達成できる段階にも色々あり、誰もが大きな舞台に立ち、2千万人ものフォロアーを得て、皆に名前を知ってもらう必要などありません。どうしてもオリンピックに行かねばならないということはないのです」と熱意を込めて語っています。 「ベストを尽くした、1年間ヨーロッパで競技した、そして素晴らしい時を過ごした、仲間に影響を与え、素晴らしい友人を得た、といったことで結構なのです」

『プロになって何がしたいのか』だけでなく、『引退後に何がしたいのか』も自問すべきだ、とアリスは説いています。彼女自身、知識と経験をビジネス構築に生かし、引退後に自分だけでなく他の選手たちの生活までも支えました。 「スポーツ選手たちがそれぞれの競技活動を生かしながら、ビジネスを構築し、評価を得ていけるようサポートするのも、私の務めです。ほとんどの選手は競技ばかりに集中していて、引退後に何をすればいいのかなど考えていません」

アリスは、婚約者のクインシー・アマリクワ(5)と一緒にOBIマーケティング株式会社(OBIMarketingInc.com)を立ち上げ、自らソーシャルメディア・マーケティング&マネージメント部門を率いています。 「なぜプロ選手として生活していけるかを理解すると、いずれ別の道に進まなくてはいけなくなった時のために、並行して別の仕事を始めておこうと思えるでしょう。その時は来ます。競技人生が断たれるまで何もせず待っていてはいけません。今始めるべきなのです」

アリスはまた、投資にも注目していました。
「自分の財政状況を理解し、お金に関する知識を持つことはとても重要です。素晴らしい結果を残すために、数百万ドルも稼ぐ必要はありません。このことはスポーツ選手に限らず、夢を追う人全てに対して言えることです。腰を落ち着けて、自分に必要なものとそうでないものを見極めることが極めて大切です。さあ、まず無駄を省きましょう! 」

「平日はPhysicloをはきながら自重トレーニングをします。道具を用いずに難易度を上げるには、Physicloが一番です」

プロスポーツ選手としての活動を続けながら、ビジネスの構築に注力するには、どうすればいいのでしょう。アリスは、多くのコーチ達と働く中で習得したスキルについてこう語っています。

「私のスポーツ精神は、体操のコーチのお陰で培われたものであり、その考え方が今日の私の価値観の根幹となっています」

「体操はかなりの訓練を要するスポーツですが、コーチの指導により、いつでもどんな場ででも自分の体が何をしているかが分かるようになりました。結果は自分を信じられるかどうかで決まるので、自分の能力に自信を持たねばなりません。」 自分の身体も能力も、信じることで結果につながるのです。

「自分がコーチ泣かせな選手であることは分かっています。ウェス・ウィリアムズ・エリートで陸上の指導をして下さっているウェス・ウィリアムズは、トレーニングの合間に必ず、どうすればもっとよい動きが出来るだろうか、何が足りないのか、と冗談交じりに言っています」

「自分の動きに対するフィードバックをくれ、自分の反応に耳を傾け、意見を真剣に聞いてくれ、その後も何が最適かを考え続け、次の日に答えを返してくれるようなコーチは、選手にとって絶対に欠かせない存在です。こうした関係性を構築することで、創造力が高まり、無理のないよう調整しながらも、ぬるま湯から抜け出すことが出来ます」

『陸上に必要なのは90%の身体能力と10%の精神力だ。身体能力を制御するのは何か?』(9)

「ウェスが言った言葉の中で気に入っているのが『陸上に必要なのは90%の身体能力と10%の精神力だ。身体能力を制御するのは何か?』です。この言葉に共感したからこそ、私達はこんなに素晴らしい関係性を築けているのだと思います」

「私はいつも100%の力を注いでいるし、相手にも100%の力を注いでほしいと思っています。相手にどう思われようと、もし中途半端なことをされたら責め立てます。ですが一日の終わりには、必ずよい気分になってもらいます。お互いに気持ちのよい状態でいたいと思っています。比べた時にちょうど同じだけ気持ちよくなっていないといけないのです」

関係性の築き方や、新たなことを習得する方法について、じっくり考えてみましょう。またスポーツやそれ以外の分野における、自分の限界を理解しましょう。私たちはアリスの生き方から、どうすれば自分の能力を生かせるか、どうすれば人の手を借りることに躊躇せず、新たな道へと踏み出せるか、を学ぶことができます。

1.シレナ・アリス(Sirena Alise)
1987年生まれ。カリフォルニア大学デービス校出身。2015年女子100mハードルで予選を通過し、準決勝進出。

2.ウェス・ウィリアムズ(Wes Williams)
サンディエゴ州立大学出身。1970年代にハードル選手として活躍。現在はコーチを務める。

3.ラーン・シェフィールド(Rahn Sheffield)
サンディエゴ州立大学出身。陸上コーチの他、クロスカントリーコーチも務める。

4.ウェス・ウィリアムズ・エリート(Wes Williams Elite)
サンディエゴを拠点とした、地元のスポーツ選手を支援するNPO。

5.クインシー・アマリクワ(Quincy Amarikwa)
1987年生まれ。サンノゼ・アースクエイクス(メジャーリーグチーム)に属するサッカー選手。

6.OBIマーケティング株式会社(OBIMarketingInc.com) マーケティング会社。http://obimarketinginc.com

7.『陸上に必要なのは90%の身体能力と10%の精神力だ』
一般的には『陸上は90%の精神力と10%の身体能力』と言われているが、ウェスはその逆を唱えている。